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学校集会での校長先生のお話

H24.5.1

おはようございます。

職員室前の廊下に旭中学校の今の2年生が1年生の時に描いた美術の(小学校の図工になります)作品が掲示してあります。

とてもしっかり描けているので旭中学校から貸していただきました。6年生の人たちも後1年と少し後には、同じように描くことができる人が何人も出てくるのでしょう。それだけ、みんなの1年は、運動も学力も心も、いろいろなことが伸びていく時期なのです。しかし、何もしなくても伸びていくわけではありません。そこには、やる気と努力の積み重ねが必要です。みんなも、この一年、いろいろなことに前向きに取り組んでいって自分の力をどんどん伸ばしていってください。

そして、職員室前の廊下には、石巻市立大谷地小学校のみんながつくっている新聞が掲示してあります。見たことがありますか。

大谷地小学校には、今、みんなが遊べる運動場がありません。東日本大震災の時におきた津波によって家を流されてしまった人たちのための仮設住宅が建っているからです。しかし、大谷地小学校のみんなは、運動場が使えなくなってしまっているのだけれども、家を流されてしまい運動場の仮設住宅で生活している人たちを元気づけようとして、自分たちで新聞をつくり、その人達に配っているのです。その新聞が職員室前に掲示してある新聞なのです。

みんなも、自分たちのことだけではなく、まわりの困っている人たちのことも考えて、いろいろな場面で、みんなのために自分ができることをどんどん行っていってください。

そして、先週の金曜日の縦割り遠足で感心したことを一つ、先生は踏切の北側の交差点にいましたが、前から自転車が来ると、誰も何も言わなくてもさっと一列になり、自転車が通れる道を空けてくれた班を二つ見ました。一人一人が気をつけることができるのはいいことですね。また、班長さん達も上手に班の面倒を見てくれました。

 最後に、一つ絶対してはいけないことを言います。担任の先生から既に聞いているはずですが、東大道の交差点で大変危ない横断をした人がいると聞きました。人の命にかかわることです。人がどうであろうと、何を言われようとも、命にかかわることは絶対やってはいけません。二度とないようにしてください。