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“学校集会での校長先生のお話”

H25.12.3

 おはようございます。

 明日から人権週間が始まります。みんなのまわりには、いろいろな

考え方や感じ方をする人がいます。人間は一人一人違うのですから、

いて当たり前なのです。そういう中で、自分のことを大切にすると同

じように、他の人も大切にしましょう。ということなのです。では、

どうすればいいのか。それは、今までにも繰り返し話してきましたが、

人の嫌がることを言ったり、人の嫌がることをとしたりしない、とい

うことです。人の嫌がることを言ったり、人の嫌がることをしたりす

るのは、どんな場合でもしている人がいけません。一人一人の人が一

人一人を大切にするということは、人の嫌がることをいったりしたり

しないということです。でも、このことは人権週間だからではなく、

いつも気をつけていなければいけないことです。

 低学年の人たちは、先生から「こんなことはしてはいけないよ」と

いう話を聞いたら、絶対にそのようなことをしない素直な心をもって

欲しいし、高学年の人たちには、先生やまわりから言われなくても、

これは人権にかかわることかなということを自分で気づくことができ

る感覚を身に付けて欲しいと思います。この一週間に一度、みんなも

人権の大切さについて考え話し合っててみてください。

 そして、もう一つ、今週は各学年とも持久走記録会があります。み

んなの練習をみていて感じたこと。1・2年生の人たちの中には、ス

タート後に猛ダッシュをして後で疲れて歩いてしまう人たちがいます。

しかし、学年が上になるにつれてそういう人たちはほとんどいなくな

ってきます。どうしてだかわかりますか。小さい頃は、まだ先のこと

よりも今・この時が大切なのです。しかし、学年が上になるにつれて

、先のことが考えられるようになります。先のことを考えた上で、今

どうすればよいかが考えられるのです。成長の証ですね。でもここが

難しいところで、先のことを考えるあまり、今の頑張りが少なくなっ

てしまい、自分の可能性を伸ばすことができないこともあります。こ

の兼ね合いがなかなか難しい。しかし、自分に挑戦している人は、今

の頑張りの経験がこれからにきっと生きてくるはずです。記録会で大

切なのは、順位ではなく、自分への挑戦なのです。今年も、みんなの

自分への挑戦がみられるのを期待しています。

 

 

 

 

 

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