火災の避難訓練を行いました。①理科室からの出火で東の階段や昇降口が使えない②防火扉、防火シャッターがしまっている③一階が通れないという設定でした。西階段に全校が集まるので、安全に避難することを目標に訓練を行いました。4.6年生は低学年の子に道を譲ってあげていました。本当の火事があってはならないですが、もしもの時にも落ち着いて行動できるよう、一人ひとりが考えて避難したいですね。
訓練の前に1・2年生とたんぽぽ・さくら組の子供たちは防火シャッターの降りる様子を見学しました。シャッターが降り始めたらくぐりぬけないこと、シャッターが降りていたら隣りの避難扉をあけて出ること、など気をつけることを聞きました。どの子も真剣に見学し、説明を聞いていました。
訓練の後には6年生が煙道体験を行いました。煙が充満した部屋がいかに見通しがきかないか、を体感することができました。身を低くし、ハンカチ等で鼻や口をおさえて壁づたいに歩きます。「前が見えない」「けむたくてうまく歩けない」など感想をいっていました。運動場では担任の先生と5年生の代表が水消火器による消火体験をしました。「水の勢いが思ったより強かった」「結構水が飛んだ!」「最初からたくさん出た!」などの感想が出ました。やってみてはじめてわかることがたくさんありますね。
冬は乾燥して火事が多い季節です。火の用心を心がけましょう。