本校の児童が、人権週間に書いてくれた人権作文を紹介します。
「小さな勇気の大切さ」 6年生女子
最近、私の身近なところでけんかのようなことが起こりました。なぜけんかをしてしまったかが分からなくて、怖くなってしまいました。ですが、そんなときこそ声をかけてあげて「小さなけんか」を止めなければならないと感じました。そのときに一言かけてあげるだけで、けんかはおさまるかもしれないからです。一人で声をかけられなかったら、友達と二人でなら声をかける勇気が出るかもしれません。
私がなぜ止めることを大切だと思うか、分かりますか。それは、小さな出来事は少しずつ大きな出来事へ変わっていってしまうからです。そうなると、いつの間にか人権を守っていなくなってしまうかもしれません。人権とは、一人一人が安心して暮らしたり、自分に自信を持ち、自由に暮らしたりするために大切なことです。人権を守ることは、一人一人が楽しく生活するために当たり前のことです。人権を守らないで、周りの人に、嫌なことをやったり、言ったりすると、自分も周りの人も悲しくなってしまいます。
これから、一人一人が相手のことを思いやって、相手の気持ちを考えてあげれば、この学校では人権を守る人が増えていきます。みなさんは、遊びのつもりで人をからかっていても、相手は嫌な思いになってしまっているということはないですか。私たちは、一人一人良いところがあり、お互い違う所もたくさんあります。このことを忘れなければ、自然に人権を守れるのではないでしょうか。私は、ささいな言葉にも気をつけて、人権を自然に守れる人になりたいと考えています。
【お昼の放送で人権作文の紹介をする放送委員】