2日目は起床後、名古屋弁ラジオ体操、支援物資を想定しての朝食、ふらっとに移動して、体験型防災イベント(煙道体験・放水体験・消火器体験・消防車見学等)、川口淳先生講話、クロスロードゲームを行い、閉校式で無事終了しました。
三重大学川口淳先生からは、日本で災害にあう割合は、交通事故より、ガンより、空き巣より大きいという話がありました。また、クロスロードゲームとは、防災の行動で「はい」「いいえ」に迷う問題について考え、グループで同じ意見が多いとチップがもらえたり、ただ一人違う意見だと黄金のざぶとんがもらえたりするゲームです。たとえば、「避難所にペットを連れて来た人がいて、他の人ともめている。自分が避難民だったら、それを認めるか」。子どもたちは大人と対等な立場で話しあい、自分の考えを話していました。講師の川口先生から、子どもたちが人の意見をよく聴き、しっかりと自分の考えを説明しているのに感心しましたとほめていただきました。
開校式の連合自治会長さんの言葉にありましたが、災害時、地域住民の協力がとても大切になります。助け合い、支え合い、話し合い、みんなで災害を乗り越えていくことになるでしょう。学校が避難所となった時、体験している人がいることはきっと役立つと思います。
参加した本地っ子のみなさんは、ぜひ、お友だちに体験したことを話してください。
川口淳先生、地域の皆様、保護者の皆様、ありがとうございました。