学校ニュース

研究授業・現職研修

10月4日午前、尾張旭市教育委員会の学校訪問がありました。教育長先生、教育委員の方、指導主事に学校の様子や授業の参観をしていただきました。生徒の皆さんは、落ち着いて授業を受け、ペア学習やタブレット活用に意欲的に取り組んでいました。

午後には、3年D組で数学の研究授業が行われ、名城大学の竹内英人教授をお招きし、ご指導をいただきました。「車は急に止まれない」という話題で、2次関数の学習をしました。生徒の皆さんは、数字を式に当てはめて制動距離について考えました。タブレットに自分の考えを入力したり、友達にアドバイスしたりと、前向きに学びに向かっていました。数学を生活に生かしていくことの楽しさを感じた1時間でした。

生徒の皆さんが下校した後、竹内先生による研修が行われました。西中学校では、「主体的な学びを通して、確かな学力を身に付けさせるための授業のあり方の工夫」を研究主題とし、現職研修を進めています。「主体的とは、生徒のどんな姿勢なのか」という根本的なところから考え直しました。「数学では、自分の頭でとことん考えること」。そして、考えたことを自分の言葉で説明し、アウトプットすることが大切だと学びました。数学に限らず、どの教科でも共通することです。「主体的な学び」になり、その学びが生徒の学力に繋がっていくよう、授業の工夫・研究を進めていきたいと思います。