学校内で避難しなければならない状況になったとき、どのような経路で、どこに避難しなければならないかを確認しました。自分の命は自分で守る意識が大切ですが、学校のように大勢が一緒にいるときは、みんなで安全に避難することも大切になります。たとえば、部屋の中に大勢いるときは、逃げる際に一度に出口に向かえば、そこで混乱が起きます。もし前の方で誰かが転んだとすると、後ろから来る人の中には前の状況が分からず、折り重なるように転んで大変なことになってしまう恐れがあります。どんなときにも冷静な行動が求められます。静かにして先生の指示(周りからの情報を正確に受け取るために)を聞き、安全に避難できるように全員が同じ気持ちであってほしいものです。
今回は地震を想定したものですが、学校ではなく、
①下校途中だったら、
②一人で家にいるときだったら、
③友だちと外で遊んでいるときだったら・・・など、
いろいろな場面を想定すると、今日行った避難訓練とは違う状況での行動が求められることがあります。学校でも様々な機会を通して、子どもたちへの指導をしていきますが、ご家庭でも話題にしていただき、子どもたちが安心して安全に行動できるように声かけをしていただけるとありがたいです。