図工の時間に鑑賞の学習をしました。作品を見て、形や色の特徴をとらえ、イメージをふくらませることにより、作品の良さや美しさを感じ、関心を持ってみたり、一人一人の感じ方や見方を深めていきます。
1年生の子どもたちは、それぞれの感性を働かせながら、愛知県美術館所蔵の絵が描かれたカードを使って、自分が感じたことを友だちや先生に話したり、友だちの話を自分で受け止めて聞いたりして、絵をみることを楽しみました。
<子どもたちの様子>
・ 本物(実際にはカードなので小さいのですが)を見せる・見た瞬間・・・「早くみたい」「わあ、すごい」
・ お気に入りの写真を選んで・・・この絵が好きです。どうしてかというと、「好きな色が使ってあるからです」「いろいろな形が使ってあるからです」「町みたいで、きれいだからです」「楽しそうで、動物がいっぱいいるからです」「たてがみがふわふわだからです」
授業の最後には、「同じ絵を選んだけれど、僕とは言い方が違うね」という発言もあり、人によって思うことや感じ方が違うこともしっかりつかんでいました。
授業が終わると、「愛知県美術館に行きたいなあ」と言っている子が何人かいました。
今回使用した教材は、愛知県美術館のコレクションから子どもに親しみやすい作品を選択して作られた、「あいパック」と呼ばれる、鑑賞学習用の絵カード、ポスターです。