東栄連合自治会主催の防犯セミナーが、藤池公民館で行われました。講師は㈱危機管理教育研究所代表で危機管理アドバイザーの国崎信江氏。演題は「あなたは自分や自分の家族を守れる大人ですか？」でした。
最近の犯罪の傾向（組織化した窃盗集団）、侵入窃盗の実態と対策、犯罪の起きやすい場所についてのお話の後、犯罪の起きにくい地域作りや、東日本大震災の被災地における犯罪についても話されました。
子どもを巡る犯罪については、小学生の被害が起きている場所は駐車場・駐輪場が一番多いというのが印象的でした。危険個所というと人通りの少ない道路というイメージが強いだけに意外でした。また防犯ブザーを使うタイミングとして「今いる場所から、目的と違う場所へ連れて行かれようとした時」と指導すべきだ、と言われていました。実際の略取誘拐は無理やり連れ去るのでなく、言葉巧みに騙すケースが多いからなのだそうです。
子どもを被害から守るために、また子どもを犯罪者にしないために、大人が何をしなければならないかを考えさせられた機会でした。学校での指導に生かしたいと思います。連合自治会執行役員（防犯担当）の高木さんはじめ役員の皆さん、ありがとうございました。
