職員室の南のグリーンベルトにはクロガネモチの木が並んで植えられています。11月始めごろから、小さくて真っ赤な実をいっぱい付けていて、ときおりヒヨドリがついばみに来ています。花の少ない季節の校庭の、ちょっとした彩りです。
「赤い実」といえば、少し前まで6年生の国語の教科書(光村図書)に、名木田恵子著の「赤い実はじけた」が載っていましたっけ。今江祥智著の「どろんこ祭り」の後に掲載されたものです。ともに少年少女の思春期の心情を描いた作品でした。保護者の皆さんは、どちらの世代ですか?(ちなみに現在は重松清の「カレーライス」です。こちらは反抗期を迎えた少年と父親の心の動きをとらえた作品です)
さて、鳥が食べるくらいだから美味しいのかな?いやいや、やっぱり苦くて渋いです。口にしないのが無難です。