平成24年12月に、東京都で乳アレルギーのある女児が給食でチーズ入りの食品を食べ、アナフィラキシーショックにより亡くなった事件は記憶に新しいところです。今年5月には、犬山市で卵アレルギーのある児童が、やはり給食を食べてアレルギー症状を起こしましたが、エピペン(アドレナリン自己注射薬)を早い段階で使用して事なきを得たということもありました。
東栄小学校にも重いアレルギーのある児童がいて、保健室にはエピペンを預かっています。犬山では養護教諭が使用しましたが、どの教員でも対応できるようにと、内科校医の飯田先生をお招きして現職研修を行いました。製薬会社が制作したビデオを見た後、飯田先生から事例に即したお話をうかがいました。「とにかく重篤におちいる前に、早めに使用する」「救急車を呼ぶようならすぐ打つ」ことを強調されていました。
練習用トレーナーを使った実技研修では、「自分には打ちやすいけれど、人にはやりにくい」との声が聞こえました。あってはならないことですが、児童がショック状態になった時の対応に、自信がついたひと時でした。
【柔らかな語り口で話されました】 【命に係わるだけに、みんな真剣に聞きます】
【養護教諭から、預かり薬の説明もありました】 【自分の太ももに練習。えいっ!!】
【子どもが倒れたら、こんな感じで打つことになるのかな?】