保護者の方はご存じかもしれませんが、３０年ほど前まで、尾張旭市の小学校の運動会では、なんと５・６年生男子による棒倒しが行われていました。文字通りの肉弾戦で、子ども達は友との支え合い、人とのぶつかり合いを身体で学んだのでした。そのころ、女子は騎馬戦をしていました。
今、東栄小学校の運動会の花形は、５・６年生男女による騎馬戦です。３人が組み合って１人の重みを安全に支え、かつ走り回り、他の騎馬とぶつかりあいます。組体操と同様、友達を信じて、互いの力を推し量りながら・・・を欠いてはできません。デジタルネイティブの世代の子ども達に、人とのフィジカルな触れ合い、メンタルな繋がりを体験することを期待しての種目設定です。最初は騎馬を組むのにも苦労していた子ども達ですが、思いっきり力を出し合います。応援してあげてください。
