東栄小学校の「特色ある教育」は、「ともに生きる」心の醸成です。そのため、毎年道徳講演会を実施しています。2~6年生を対象には、一昨年は長野県にある「あそび塾」代表の秦健二さんに「いじめ」について語っていただき、去年は名古屋を拠点に活動する障がい者バスケットボールの「ワールドバスケットボールクラブ」のメンバーをお招きして、生きることの素晴らしさを目に見せていただきました。
しかし、1年生にはちょっと難しいのでは・・・ということで、命の大切さや動物愛護の心を学ぶ機会にしようと、移動動物園に来ていただいて、大小の動物と触れ合うことにしています。
今年も春日井市にある「ポニー牧場」に来てもらいました。最初に代表の谷口さんから、生き物の世話をすることの大切さや難しさを話していただきました。ウサギの抱き方もうかがいました。その後はポニーの「さくら号」といっしょに集合写真の撮影をしました。またクラスごとに、ヤギ、ヒツジ、ブタ、リクガメのいる囲いに入って背中を触ったり、ウサギやモルモットを抱き上げたり、生まれたてのヒヨコを手のひらに乗せたりしました。
「ブタさんのおっぱい触った!」「ヤギにもおちんちんがあるよ」「ヒヨコの心臓がどきどきしている!」「ウサギの毛がふわふわだぁ」「モルモットがあったかい!」と、大騒ぎでした、命の神秘に触れることができました。
ポニーに乗せてもらったり、ヒヨコ以外の動物に餌をやったりもしました。餌は家から持ってきたニンジン、キャベツ、リンゴのスティックです。ヤギやヒツジは子ども達の相手をしてお腹が空いたのか、すごい勢いでニンジンを食べて、子ども達はびっくり。モルモットはキャベツがお気に入りのようで、芯も葉もモクモクと頬張る姿を見て「かわい~!!」どの子も目を輝かせ、大満足の半日でした。ポニー牧場のみなさん、ありがとうございました。