障がいのある講師さんやボランティアの方をお招きして、5年生が福祉実践教室を開きました。最初に全体会を体育館で行い、全員が3人の講師の方から講義を受けました。その後は、5つの分科会に分かれて実技体験をしました。車いす、手話、点字、知的障がい(自閉症スペクトラムを含む)、ガイドヘルプです。車いすは体育館で、段差の乗り越えなどの難しさを経験しました。手話では自分の名前や好きな季節などに挑戦しました。点字は指先の感覚で読みとったり、器具を使ってやはり自分の名前を打ったりしました。知的障がいでは自閉症の人の、視覚や触覚、言葉の聞こえ方などの疑似体験をしました。ガイドヘルプでは、廊下や階段を目隠しをして歩きました。手を曳かれているとはいえ、階段の怖さを感じ取ることができました。
今は健常でも、いつ怪我や病気で障がいを負うかもしれません。また、としをとれば、視力や聴力が衰えたり、手足の自由が利かなくなったり、もしかしたら認知症になるかもしれません。そんな誰もが暮らしやすい社会を目指す気持ちが育ったら・・・と思いました。東栄小学校の教育目標「ともに生きる」を達成するための、貴重な機会でした。講師さんを始め、みなさんありがとうございました。
【全体会】
【車いす】
【手 話】
【点 字】
【知的障がい】
【ガイドヘルプ】