税理士のMHさんらをお招きして、6年生で「租税教室」を行いました。税金とはなにか、税金は何に使われているかを学ぶのが今回のテーマです。最初に〇×クイズ形式で質問をされました。
① 救急車が有料の国がある。
② 税金を払ったことがある。
①については、アメリカ、オーストラリア、フランスでは救急車は有料。ニューヨークでは救急車の出動は基本料金が25,000円で、さらに1マイルごとに300円ちょっと加算されると聞かされ、子どもたちからは「えっ~!! 」と声が上がりました。また、②はもちろん消費税で、みんな納得でした。
税金の流れを消費税を例に説明して頂いた後で、「消費税を払いたくない人」をカウントすると、36人中25人が手を挙げました。しかし、税金がない社会では、消防やごみの収集、警察などの公共サービスがすべて有料になる、というアニメを視聴したあとで同じ質問をうけると、全員が「払う」に手を挙げていました。
平成26年度末での国の借金が780兆円。1億2,695万人の人口で割ると一人当たり615万円。4人家族では2,500万円近くなり、年収500万円としてその5倍になることを聞いても、なんだか腑に落ちない様子。でも、この借金で行われる公共事業の一つである小学校の建設が、土地代は別にして11億円もかかると聞いて、実感がわいたようでした。
その話の折に、1億円の札束(もちろん見本ですが、サイズ、重さとも本物と同じ)を見せていただき、歓声を上げていました。お二人の税理士さん、ありがとうございました。
【真剣に資料を読み取りました】 【うわぁ、これが1億円の重さかぁ!!】