今朝は平成26年最後の学校集会でした。冷え込む体育館に集まった子ども達は、しっかりと防寒着を身に付けていました。
校長先生のお話です。
「今年もあとわずかとなりました。来週は終業式があるだけですから、実質的に今週1週間で2学期が終わりになります。学習のまとめや身の回りの整理整頓を計画的にしていますか? 学校だけでなく、みんなのおうち、社会も1年の締めくくりをし、新年を向かえる準備に入っていると思います。
そんな中で、年末には1年間に積もった汚れをきれいにして、新年を迎えようと大掃除をします。柱や障子の桟などについた埃をとることを「すす払いと言います。昔、「いろり」のあったころの名残りの言葉です。
学校でも終業式の日には、毎日する掃除ではなく、「大掃除」として、普段は手の届かないところまで丁寧にしっかり掃除をします。1年の汚れを全部落とす気持ちで、隅々まできれいにそうじをしましょう。
そのときには、ぜひ、1年間自分が使ってきた者に対する感謝の気持ちを持って欲しいと思います。大掃除は、日本で昔から行われ続けてきた伝統行事の一つです。私たち日本人は、一つのものを大切にしてきました。丁寧に使い、きれいにしてしまっておき、傷ついたり壊れたりしたら修理をして大事に使い、最後に使えなくなったら、感謝の気持ちを持って燃やしました。これは外国にはない習慣です。
みんなは物を落としたり失くしたりしても、気づかなかったり、探そうとしなかったりしたことはありませんか。また同じ物を買えばいいと、簡単に考えるからでしょう。しかし、たとえば修理すれば使えるものを、捨ててごみにしてしまう・・・本当にそれでいいのでしょうか。よく考えてみてください。
そんなことを考えながら、大掃除をしてみましょう。もしかしたら失くして忘れていたものが、思いがけずなにかの陰から出てくるかもしれません。
インフルエンザが流行しはじえっました。市内の学校でも、学級閉鎖になったところが3校もあります。うがい、手洗い、換気をしっかりして、インフルエンザに罹らないよう、予防しましょう。
それではあと1週間、元気に頑張りましょう」
伝達表彰もありました。赤い羽根協賛作品コンクールでは、ポスターの部と書写の部で入選、1年生の冬休みの日誌への作品採用、尾張旭市読書感想文コンクールの優秀2人と入選4人が紹介されました。