学校情報

Don’t mind !

 今朝は体育館で学校集会が行われました。寒い体育館でじっとしていると、辛くてつい身体を動かしてしまいがちですが、ほとんどの子がじっと話を聞くことができました。

 

 最初に伝達表彰がありました。10日~11日に行われた「尾張旭市小学生サッカー大会」で優勝したサッカー部Bチームと、準優勝したAチームです。Bチームには賞状の他、優勝カップと記念ボール、Aチームには賞状、銀メダル、記念ボールが授与されました。

 

 DSCF1309n.JPG DSCF1314.JPG

 

 次に3学期の学級委員に任命状が渡されました。2年生から6年生までと、たんぽぽ学級です。リーダーとして頑張ってください。

 

【5・4・2年生】                  【3・6年生】

DSCF1318.JPG DSCF1319.JPG

【6年生代表が任命状を受け取りました】  【みんなから励ましの拍手を受けます】

DSCF1316n.JPG DSCF1320.JPG

 

 最後は校長先生からお話がありました。

 

 今まで、「ともに生きる」「人権」「いじめは絶対にいけない」という話をしてきました。そこには必ず「思いやりの心」があります。今日はそれに関係した言葉として、「ドンマイ」についてお話します。

 「ドンマイ」とは、英語の“Don't mind” からきた言葉で、「気にするな」「心配するな」という意味で使われます。少年野球などをしている人は良く知っていると思います。試合でエラーをしたりすると、周りの人がかけてくれる言葉ですね。日本では、スポーツの試合で負けたりミスをしたりして落ち込んでいる選手に「気にしないで次は頑張ろう」との励ましの言葉として用いられ、多くの場合「ドンマイ、ドンマイ」と重ねて使われます。

 つまり「ドンマイ」は「気にするな、次に頑張ってエラーを帳消しにしよう」という励ましの言葉であり、「ためだな」とか「へたくそ」という言葉ではない、暖かい言葉なのです。エラーをした時、「みんなで頑張って取り返すから、おまえも頑張れ」という意味も含まれていると思います。単なる励ましだけでなく、みんなであなたを支えるから共に頑張ろうという言葉です。「周りの人も応援」し「協力する」という気持ちを表すのが「ドンマイ」をいう言葉であり、暖かく、思いやりにあふれているのだと思います。

 このように、「ドンマイ」は主に野球などのスポーツで失敗した仲間を励ます時に使われてきましたが、しだいに学校生活などの様々な場面で、人を励ます言葉としても使われるようになっています。

 失敗しても反省もせずに、なんでもかんでも「ドンマイ、ドンマイ」で済ませてはいけませんが、相手のことを思いやって励ます「ドンマイ」の気持ちをもって、生活をしてみましょう。

 

学校集会0119.jpg