今日、全3万校以上の小中学校で「全国学力・学習状況調査」が行われました。「義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る」のが目的です。学力低下の懸念から、平成19年度から全校実施で始まったこの調査は、22年度からはいったん抽出実施になりました。平成25からはふたたび全校実施となり、今年は国語・算数(数学)に加え、3年に1度の理科も行われました。全校実施になってからは初めての理科です。小学校は6年生が参加しました。
調査の内容は、主として知識に関する問題の「国語A」「算数A」と、主として活用に関する問題の「国語B」「算数B」、「理科」、学習意欲や学習方法、学習環境など、生活の諸側面に関する「質問紙」です。
〇 1時限 国語A・算数A(20分+20分)
〇 2時限 国語B(40分)
〇 3時限 算数B(40分)
〇 4時限 理 科(40分)
〇 5時限 質問紙(20分)
理科が加わったために、ほぼ1日がかりの日程になりました。
学校の成績には直接関係のない調査ですが、子ども達はしわぶき一つない静寂の中で、真剣な表情で取り組んでいました(最初は要領が分からず、ちょっとざわついたそうですが)。調査結果の個人票は、今日の問題用紙と共に、秋ごろお渡しします。