季節は初夏になろうとしていますが、今日紹介するのは一般に「春の花」とされる仲間です。でも、6月~7月まで咲き続ける花です。運動場の南西、プールの近くの学級園の周りは、ちょっと気を抜くと「雑草園」と化します。もっとも、一般家庭の庭と違って、校庭は生活科や理科の観察の場なので、これはこれで必要なのですが。
足元を敷き詰めるように咲いているのはコメツブツメクサ」です。3~4mmほどの小さな小さな花が、一面に広がっています。とはいえ、あまりに花が小さいので、うっかりすると見落としてしまいそうです。名のとおり、シロツメクサに近い種類です。
こちらは「トウカイタンポポ」。在来種のタンポポは「セイヨウタンポポ」に駆逐されて数を減らしているとのことですが、南関東から東海地方をへて紀伊半島まで分布するトウカイタンポポは、東栄小学校でもまだ見られます。葉のギザギザが目立たないので、「ヒロハタンポポ」の名もあります。
【がくに見える「外片」が反り返らず、花にくっつきます】
ピンぼけですね・・・(^_^;