学校情報

学校集会の話は「雰囲気」について

 先週後半の「はや、夏到来!」という暑さが影をひそめ、初夏らしい爽やかな空気で迎えた今朝、ゴールデンウイーク後、初めての学校集会がありました。

 校長先生のお話です。

 

 緑がいっぱいのさわやかな季節になりました。この季節にしか見ることができない、そして、この季節にしか味わうことができない、様々な緑色を目に焼き付けて欲しいと思います。

 ゴールデンウイークはどうすごしましたか。今年のゴールデンウイークは天気が良く、しっかり楽しめたことでしょう。

 さて、人とは不思議なもので、まわりの雰囲気に染まってしまうことがあります。たとえば集会の時に、しゃべりながら体育館に歩いて来たとしても、先に体育館に入っている子たちがシーンと静かにしていたら、しゃべってはいけない雰囲気を感じ、しゃべるのを止めますね。逆に、うるさいところに入ってくると、ついついしゃべってしまいます。

 4月に行われた避難訓練では、本当に静かにできました。運動場に出てからも、誰もしゃべりませんでした。それは、しゃべってはいけないという雰囲気が、早く運動場に出た人によって作られていたからです。

 また、ごみ一つ落ちていないきれいな場所には、なかなかごみは落とせません。ごみを落とせない雰囲気になっているからです。ところが、もともとごみがいっぱい落ちている汚いところでは、ついつい新しいごみを落としていまう。一つくらいごみが増えたって、大して変わらないという雰囲気ができてしまっているからです。教室はいつもきれいになっていますか。一度汚れてしまうと、どんどん汚れていってしまいます。

 この前の学校集会であいさつの話をしたら、知らんぷりがほとんどなくなり、一段とよくあいさつがでっきるようになりました。周りがあいさつをするから、あいさつができなかった人も自然にあいさつをするようになる、これも同じことです。

 みんなで、いろいろな意味で、いい雰囲気を作っていきましょう。

 

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 お話の後、6年生のALT(外国語指導助手)のムヌ先生(ニックネームです。本名はとっても長いのです)の紹介がありました。ネパールから来日して5年だそうです。“Good moning !”で始まったあいさつに、みんな一瞬戸惑いましたが、最後は元気に“Yes !”

 

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