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家庭教育学級で、性教育も紹介

 家庭教育学級の開講式が、東栄小学校の会議室で行われました。市役所生涯学習課員とPTA会長さんの挨拶の後、本校養護教諭のHN年生による講話がありました。題して「保健室から見た子どもたち」。

 最初に「けんこうカード」や保健室への来室状況を分析した結果がありました。まず、就寝時刻が遅くなりがちということがあげられました。低学年で9時、中学年で9時半、高学年で10時までに床に就くのを目標にしたいとのことです。朝食をきちんととることも大切です。全国学力学習状況調査の結果からは、きちんと赤黄緑の3つのグループの食品をとることと、得点の相関関係があることがわかっています。

 保健室への来室理由は、1・2年生は小さな怪我がほとんどですが、3年生になると「お腹が痛い」「頭が痛い」「気持ちが悪い」といった内科の訴えが増えます。しかし、よく話を聞いていくと、そっと悩みを打ち明けることが少ないないのです。

 東栄小学校では、養護教諭が6月に4年生の保健の授業をします。テーマは「育ちゆくからだとわたし」。ここで子ども達は、思春期を前に、身体と心の発育について学びます。外観にも性差がでてきて、身体の中でも違いが大きくなること、心の面では、異性が気になるようになること。5年生の理科で生殖について学習した子ども達は、次第に性についての認識を深めていきます。中学校3年生でも性についての保健の授業がありますが、そこでは性感染症について学習するのです。

 参加された25名ほどの保護者の方は、食い入るように聞き入っていました。6月の保健の授業の後は、4年生がいるご家庭では、性について話すきっかけになるのではないでしょうか。

 

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【文化研修部員さん達の自己紹介もありました】

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