「保育園や幼稚園でやったことのある子は?」講師さんの問いに、案外たくさんの子が手を挙げました。鍵盤ハーモニカの講習会、経験者もいれば、全く初めての子もいる、という状況で始まりましたが、講師さん曰く「今日は大人の吹き方の第一歩ですから、みんなスタートは同じです」。
鍵盤ハーモニカの大人の吹き方とは
①息の出し方~優しく、細く、長く(力んで吹かない)
②ないしょ話でトゥ、トゥ、トゥー(タンギングです)
③右手は猫の手(シュークリームをつぶさずに)
左手は狐の口で歌口を持つ(長い歌口の時)
ようかい体操第一、ゲラゲラポーの歌、おどるポンポコリン など、アニソンを中心に数曲聞くうちに、子ども達はすっかり「鍵盤ハーモニカ・ワールド」に。でも勝手に吹いてはいけません。お休みの姿勢で、しっかり待つことも上達のコツです。
大人の取り出し方、大人の構え方、大人のしまい方。ちゃあんと全部できたでしょうか。今日は「ド」の音しか出しませんでしたが、「ド・レ・ミ・ファ・ソ」と指を動かす練習もしました。最後に講師さんの吹く「幸せなら手をたたこう」のメロディーにあわせて、拍手のところを「ド」で演奏しました。「トゥッ・トゥッ」とふけましたね?今日、全部できなくても大丈夫。教室で担任の先生と、じっくり練習しましょう。講師のMさん、優しく、でも、めりはりのある指導をありがとうございました。