社会科の歴史学習の発展を、総合的な学習の時間に行いました。東大寺大仏殿に鎮座する「盧舎那仏」を、実物大で再現しようという取り組みです。まず、実行委員が2mの四方のマスを縦9横10に並べ18m×20mの方眼を運動場に書きました。次に、83人(1人は早退でした)が力を合わせて、割り当てられたマスを埋めてゆきます。割り箸で描いた線の上に、手袋をした手で石灰を撒いてゆきます。撫ぜて広げたり、余分な所はスコップで削り取ったりと、雄大な作品の制作のための、きめ細やかな作業が続きました。梅雨の晴れ間の晴天に、みんな汗びっしょり。
描きあげての休憩時間、待ちかねて3階の教室まで駆け上がり、みんなに先駆けて(抜け駆けともいう)見下ろす子もいました。83人が43分をかけて完成させた東栄大仏。7年の歳月と延べ260万人の労力を費やした実物には及びませんが、みんなが力を合わせた成果です。Great!!
【18m×20mのメッシュが運動場の北半分に完成】
【皆んなで分担を確認してから、方眼に散りました】
【蓮華座の底から頭頂まで約18m、蓮華座の幅が約20m。6年生が小さく見えます】
【石灰を丁寧に撒いて、だんだん姿を現す大仏に、しだいに力が入ります】
【完成!! 喜びのジャンプ】
【思い思いのポーズで・・・ちょっとお疲れ?】