小学校最後の写生は「わたしの大切な風景」がテーマです。５年間と少しを過ごしてきた校舎、体育館、運動場。思い出がいっぱいつまった、大切な場所になっています。その思いが見る人に伝わるよう、視点や構図を工夫して表しました。遠近感を出すために一点透視図法の練習もしました。空気遠近法も取り入れました。自然な色合いに見えるように、無彩色の使用を控え、有彩色を混色したり水で薄めたりして質感を出しました。自分で撮影した写真を参考に、より迫力のある構図を考えました。
描いている様子は以前にお伝えしましたが、でき上がった作品が廊下に掲示されました。空の色や木々の表現、一点透視図法にとどまらず、二点透視はおろか三点透視までも取り入れることができた遠近感。タイルの一枚一枚までに思いを込めた作品です。ご覧ください。
◆ リンクを切ってありません。じっくりご鑑賞ください。