夏休みを中心に行われる大規模改造工事が、中庭の樹木の伐採から始まりました。東栄小学校の創立は昭和25年(1950)ですが、当時は瀬戸街道沿いの、現在のパナソニックの場所にあり、現在の校舎に移転したのは昭和40年(1965)11月のことです。それからちょうど半世紀がたち、中庭に植わった木々もとても大きく成長しました。「大樹が枝葉を広げて木陰をつくり、窓の外には緑の葉がさわさわと」と書くと情緒的ですが、北館は冬には日差しが入らずに寒く、夏には風が通らずに湿気がひどい、というのが実情です。
そこで今回の工事にあわせて、思い切って切ることになりました。ケヤキの大木、ヤマザクラ、キウイの棚などの伐採・撤去を、今日と明日に行い、空いたスペースには、近日中に工事用の現場事務所を仮設する予定です。こうした工事に伴い、(既報のとおり)22日(月)から工事終了まで、西門の通行ができなくなりますのでご注意ください。
【チェーンソーで切ったり、ユンボで押し倒したり。根っ子もユンボで引き抜きます】
【太い大きな樹には、チェーンソーで切り込みを入れます】
【くさび形の切れ目が入ったら】
【ユンボでいっきにメリメリと。生木が裂ける音!】
【安全な向きに倒れました。さすがはプロです】
これは50年前の引っ越し風景です。保護者の方々による勤労奉仕なんだそうです。南校舎の南側の植栽はまだなく、窓には小さめのガラスがスチールのサッシにはまっています。時代を感じさせる写真ですね。