1年生、3年生に続き、5年生の保健指導でも「歯みがき」をしました。といっても、今回の学習のメインは「歯ぐきの健康」です。尾張旭市保健福祉センターから、歯科衛生士のM先生に来ていただきました。はじめに健康な歯ぐきと歯肉炎にかかった歯ぐきの写真を比較して、色や形を観察したり、触った感じを想像したりしました。「うわっ、グロい!」と言いながらも、一生懸命ワークシートに書き込んでいました。手鏡を使って、自分の歯ぐきも観察しました。歯肉炎が見つかった子もいたようです。
歯肉炎などの歯周病の原因になるのが「歯垢」(プラーク)ということで、歯垢染め出し剤を綿棒で歯に塗り、歯垢に色をつけて見やすくしました。新しい歯垢は紅色に染まりますが、古い歯垢は青紫色になりました。歯みがきをしても、きちんとみがけていない部分ですね。
最後に歯みがきをして、赤や青に染まった歯垢をきれいに取り除きました。歯ブラシを鉛筆のように持ち(ペンシル・グリップ)、歯と歯ぐきの境目に斜めに当たるように軽くみがくやり方を教わりました。歯ブラシに「つまさき」や「かかと」を上手に使うといいこと、歯ブラシの寿命は1ヶ月程度ということでした。上手に歯をみがいて、口の中の健康を保ちましょう。
【2枚の写真を見比べて意見交換】 【自分の歯ぐきを観察しました】
【染め出し剤を、上下6本の歯に塗ってゆきます。楽しそう!】
【お歯黒ならぬ、紫に染まった歯です。ちょっと妖怪チック?】
【手鏡で確かめながら、コシコシ、シャカシャカと軽い音でみがきました】