通称CAP(キャップ)、「子どもへの暴力防止プログラム」(Child Assault Prevention)の教職員ワークショップが、夏休み中の現職研修として行われました。子どもたちが、いじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力といった様々な暴力から、自分の心と身体を守るための教育プログラムです。ロールプレイや話し合いを通して、誰でも持っている「安心」「自信」「自由」の権利が暴力にあって侵害されそうになったに何ができるかを学びます。
今日は「おとなワークショップ」として
① CAPの理念の説明
② 子どもワークショップでのロールプレイの体験
③ どうしたら常日頃子どもたちを守れるか
の3つのパートで行いました。特に②では、
(1)待ち伏せしていた友だちに荷物を持たされ、「明日からも持つんだ」と言われたのを、「いや」と断わる場面
(2)性暴力を受けたため、友だちと一緒に先生に話す場面
の二つのパターンを体験しました。
最後に質疑応答の時間がありました。加害者への指導の仕方や、危機に際しての声のあげ方などの具体的な質問に対し、CAPの理念に基づいて、ていねいに答えていただきました。
なお、9月15日(火)には「おとなワークショップ」の2回目「保護者ワークショップ」が、11月18日には4年生を対象にした「子どもワークショップ」が行われます。