今朝の最低気温は15℃。登校風景を見ていると、はや長そで姿がぽつぽつと散見されました。学校集会で全校児童が体育館に入っても、もう暑くはありません。日中はまだまだ暑いですが、朝夕はぐっと涼しくなる季節の到来です。
学校集会は2学期の学級委員の認証から始まりました。2年生以上の各学級に2人ずつ、たんぽぽ学級(特別支援学級)は3クラスで1人の、
合計27人が名前を呼ばれてたちました。代表の6年生、NS君が代表で校長先生から認証状を受け取りました。
次は尾張旭市文化協会主催の「文芸大会」の伝達表彰です。俳句や川柳を応募した中から、入選に2人、佳作に11人が選ばられました。代表で俳句入選の1年SKさん、川柳入選の2年HNさんが賞状を受け取りました。
【市民体育大会ミニバスケットボールの部優秀選手賞のYMさん】
最後は校長先生のお話です。
9月も半ばになり、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。「〇〇の秋」とよく言われますが、みんなにとっては何の秋でしょうか。勉強の秋、読書の秋、スポーツの秋。食欲の秋という人もいるかもしれません。いずれにしても、熱くも寒くもなく、さわやかで過ごしやすく、何をするにもしっかり取り組める季節ということです。
しかし、そのために大事なことがあります。それは、自分から「やる気」を起して取り組むということです。3人の例で考えてみましょう。
まずは太郎君。太郎くんは算数が苦手です。今度テストがあって嫌だなあと思っていたら、家の人から「テストで100点をとったら、ゲームを買ってあげる」と言われました。それを聞いた太郎君はがぜん「やる気」になって、算数の勉強にとりかかりました。
次に二郎君。国語の教科書に書いてあることが、よく分からないことがありました。先生から「言葉の意味調べを頑張ってごらん」と言われたので、やってみることにしました。すると、とてもよく分かるようになり、勉強が楽しくなりました。今は漢字の練習や読書にも、「やる気」を起しています。
最後は花子さん。グループに分かれてのリコーダーの練習。友だちといっしょに練習してだんだん上手になることがとても楽しく、教えたり教えられたりするうちに、ますます「やる気」になりました。
みんなも思い当たることがありませんか? 太郎くんはご褒美を約束されて「やる気」を起しました。しかし次郎君は勉強が分かるようになったことから、花子さんは友だちと練習することが楽しくなったことから、気が付いたら自分から「やる気」を起していました。 太郎くんも結果として「やる気」を出して取り組んだことは立派ですが、もっと立派なのは、次郎君や花子さんのように、自分から「やる気」を起して頑張ることだと思います。
2学期は、東栄小学校に次郎君や花子さんがたくさん増えることを願っています。
【高学年女子を中心に、長そでが増えました!】