運動会の2年生の競争遊戯(競遊)は「大玉ころがし」です。赤・白・青、3本並んだチーム色のコーン目指して、3人チームで大玉を転がします。スピードが速すぎてUターンできず、そのまま直進してしまったり、勢い余って大玉に乗り上げて向こう側にひっくり返ったりと、もう大騒ぎ。大玉は一部におもりが入っていて、真っ直ぐには転がらないという意地悪仕様です。1人2人を置いてきぼりにしたら失格、というルール。クラスメイトの声援が響く中、3人が協力して頑張っていました。
「ころころころりん」と、ネーミングはやや脱力系ですが、内容は加速、減速、曲がって停止と、けっこうハードです。子どもたちの目も真剣です。
大玉。その昔は割り竹を編んで球形を作り、新聞紙を貼った上に紅白の艶紙を貼り重ねるという手順で作られていました。けっこう重さがあり、地面を転がす大玉転がしはともかく、頭上を通す大玉送りは、はらはらドキドキものでした。今は空気を入れて膨らませる、巨大ビーチボール風です。小学校時代にどちらのタイプに触れたかで、年代が分かってしまう?