行事や休日、児童集会などの関係で、9月の中旬以来、久しぶりの学校集会でした。最初に、尾張旭市教育委員会主催の「夏休み理科・算数・数学自由研究コンテスト」の伝達表彰がありました。入賞したのは「ショウリョウバッタの秘密」を研究した6年生のKMさんです。
続いて校長先生のお話です。
東栄小学校のみんなの頑張りは、その都度お話をしていますが、運動会はお客さんたちが「いい運動会だったね」と言ってくださったように、全員がとてもよく頑張りました。部活動でも、ファンファーレバンド部が運動会、市民祭、そして校区の運動会と、3週続けて素晴らしい演奏を聞かせてくれました。サッカー部とミニバスケットボール部は、2週間後に大会をひかえ、毎日練習を頑張っています。また、ポスターや習字などの応募作品や自由研究にも、とてもいいののが提出されています。この調子で、学校全体に活気が出て、盛り上がっていくといいですね。
さて、今日は映画のお話をします。30年程前に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をいう映画が大ヒットしました。3部作だったのですが、先生も大好きで、全部映画館へ見に行きました。今はUSJにアトラクションとしてありますので、皆さんはそれで知っているかもしれません。
その中の第2作目は1985年が舞台で、30年後の未来にタイムスリップするというものでした。その30年後というのは・・・(2015年!という子どもたちの声)そう、今年の10月21日、先週の事だったのです。新聞などに関連イベントが紹介されてしまたから、見た人もいると思います。作品の中には30年後の未来を想像し、その世界の様子が描かれていました。その中で、30年たった今、実現したものがいくつもあります。
テレビ電話を使ったビデオ会議、iPadのようなタブレット型コンピュータ、大画面の薄型テレビ、3D映画、指紋認証や顔認識システムなどは、もう一般的になっています。めがね型コンピュータ、3Dプリンター、自動でひもが閉まるシューズも実現し、お手伝いロボット、空飛ぶスケートボードなどは開発中で、間もなく使えるようになるかもしれません。空飛ぶ自動車、小さなピザが大きくなっちゃうレンジなどは、まだ難しそうですね。
30年前に想像したことが本当になっているなんてすごいですね。皆も、30年後、つまり2045年がどんな世界になっているか、どんなものが開発されているか、想像してみてください。それが本当に実現しているかもしれませんよ。そう思うと、なんだかワクワクしてきますね。
30年前のこの映画の主人公は、「未来は自分で作るものだぞ」と、未来の(つまり2015年の)人々に向かって呼びかけていました。