2年生が生活科で収穫したサツマイモを使って、「おいもパーティー」をしました。作ったのは「おにまんじゅう」です。本来は小麦粉(薄力粉)と砂糖、水を混ぜ合わせて生地を作るのですが、今日はホットケーキミックスを水で溶いて使いました。サツマイモのカットは前日に先生がすでに済ませました。銀紙のカップに入れた種をホットプレートを鍋モードにして蒸しました。だんだんいいにおいが調理室に漂います。
15分間蒸して蓋を取ると、サツマイモは山吹色に蒸し上がり、ホットケーキの生地はふっくら。持ち帰る分を持参の弁当箱や密閉容器に入れた後は、1個ずつ食べてのパーティーです。「おいしいね」「うん、うまい」「おいもが甘くておいしい」と、みんな頬が緩んでいました。
今年は豊作だったため、サツマイモがたくさん残りました。そこで残ったサツマイモを角切りにして茹で、1年生におすそ分けしました。1年生も「ほかほかして、甘くて、おいしいよ」と大喜びでした。
「おにまんじゅう」は愛知県と岐阜県などで作られる、庶民的な郷土菓子です。表面にいくつもさつま芋の角切りがごつごつ見える様子が、鬼の角や鬼が持つ金棒を連想させることから名付けられたと言われます。ということで、おにまんじゅう作りも郷土学習の一つですね。
※食物アレルギー対応のため、牛乳は使いません。