2年生から5年生までの道徳講演会は、「生命のつながり~自分が生まれたときのこと~」です。6年生が学校保健委員会で講演していただいた、助産師のⅠ先生をお招きしました。今回は2・3年生と4・5年生に分けて、そえれぞれの発達段階に応じた方法、内容でお話していただきました。
卵子と精子による受精の仕組みを学んだあとは、受精卵の大きさを確かめました。黒い色ケント紙に開けられた、針の先ほどの穴(本当は0.1mmだそうです)を探しました。それが十月十日で体重3kg、身長50cmに育つ過程を、ひと月ごと表わした人形を抱くことで感じ取りました。
出産については〇☓クイズに答えた後、子宮を模した大きな袋に入り、腕を使わないで出てくる「誕生再体験」に、学年の代表がチャレンジしました。体験者は「せま~い」「出るのがきつかった」「思ったよりたいへんだったよ」と、感想を話してくれました。
両親から、祖父母から、曽祖父母からと、脈々と受け継がれる命。10代さかのぼると、1024人の命になるそうです。どのひとつが欠けても、ひとりの命は生まれません。自分の命、これから生まれる命、そして周りの友だちの命も大切に、と結ばれました。I先生、ありがとうございました。
【2・3年生の部は、近い距離での暖かさ重視】
【4・5年生の部では、プロジェクターによる映写を活用】