今年の教職員の現職研修のスーパーバイザー、上越教育大学教授の早川裕隆先生に、4年3組の教室で道徳の模範授業をして頂きました。
テーマは「支え合う命」。絵本の「ずーっと ずっと だいすきだよ」を読みながら、ぼくと飼い犬のエルフィーの心の交流を感じ取りました。最後の場面では役割演技を取り入れ、感想や意見を述べる中から、「互いに相手のことを大事にする気持ち」を確かめました。
子どもたちの気持ちを引き出す発問のしかた、表情の変化を見逃さない指名、子どもの言葉を補いながら次の発言を引き出す働きかけ等々。よりよい道徳の授業を進める上でのテクニックを、次から次へと見せていただきました。
放課後には、授業についての早川先生の振り返りや、質疑応答を行いました。役割演技(ロールプレイング)の演者の指名の仕方、死について取り扱う時の注意点、生命尊重と自然愛護(以前の動植物愛護)との違いなどについてお答えいただきました。
また、役割演技をする上での学級のウォーミングアップ=演者を育てる、観客を育てることについてお話をうかがいました。役割演技ができるクラスを作ることは、学級経営の上での「しつけ」をしていくこととのお話でした。早川先生には3回にわたり、新潟からし来て頂きました。よりよい道徳の授業作り、学級経営に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。