今年もお正月らしく松竹梅です。東門(正門)近くには、松が大小2本植わっています。周りにいろいろな木がいっぱいで、あまり目立ちません。メイン花壇の東側、メタセコイアの後ろに竹藪があります。去年はどんど焼きの折に間伐していただきましたが、1年でまたびっしりと生えてしまいました。中庭の木々は大規模改造工事に伴ってずいぶん伐採しましたが、梅の木は残しました。まだまだ硬いのですが、もう花芽を付けています。
慶事、吉祥の 象徴とされる「松竹梅」ですが、もとは宋の時代の中国で、冬も緑の松と竹、寒いうちから花を咲かせる梅を「歳寒三友」として画題にしたのが起こりです。しかし中国では、めでたいという意味付けはありませんでした。日本に伝わり、常緑で不老長寿に繋がる松は平安時代から、しなやかだけれど強い竹は室町時代から、そして厳しい冬に花を咲かせる梅は江戸時代から、吉祥の象徴とされるようになったとのことです。
こんど学校に来た時に、探してみませんか?
【東門近くの松】
【メタセコイアの後ろの竹】
【花芽がまだ固い中庭の梅】