小学校での毛筆の書初めは、17☓68cmの小型条幅紙(八つ切り=いわゆる書初め用紙)に書きます。多くの学年は4文字を書くのですが、3年生はなぜか3文字。教科書は「友だち」、冬休みの日誌は「かるた」ですね。そこで生じる問題が、長い紙を三つ折りにすること。まず「三つ折り」の意味が分からず、四つ折りにして「折り線が3本ある」という子。次に紙をS字型に曲げることがどうしてもできない子。そしてS字にしてから三等分にならない子も。隣同士で助言しながら、一生懸命に折っていました。
【三つ折りをした後、さらに四つ折りにしています】