中庭の白梅の花がもう終わろうとしているある日、３階の渡り廊下から見下ろすと、スズメほどの大きさの黄緑色の小鳥が２～３羽、枝の間を飛び回ったりとまったりしていました。２階の教室の窓からそれに気づいた４年生が叫びました。「あ、ウグイス！」
確かに鶯色の鳥ですが、よく見ると目の辺りが白いような・・・
やはりメジロですね。梅の花の蜜を吸いに来たのでしょう。雑食ですが、蜜や果汁が好物なのだそうです。一方ウグイスはやはり雑食ながら、昆虫などが主食で、虫が少ない時期に種なども食べるとのこと。鶯色とはいうものの、本当のウグイスはオリーブ色（茶色がかった緑）です。「梅に鶯」といって、よく画題にもなりますが、梅の花に飛んでくるのは、実はメジロががほとんどとのこと。上の写真で納得です。