版画のあとにもう一つありました。6年生の図画工作、小学校生活の最後を飾る作品は、立体造形です。アルミの針金の骨組みをまげてポーズを決め、紙粘土で肉付けをし、絵の具で彩色しました。紙で服を表現した作品もあります。机やボールなどの大道具、小道具も自作。2面の背景を描いてジオラマ風に創造します。表現するのは12年後の自分。今まで生きてきたのと同じ時間がたった時、24歳の自分は何をしているのでしょう。
卒業文集、PTA新聞など、さまざまな機会に「将来の夢」を書いてきましたが、可視的なイメージとして、細部まで創り上げることは、キャリア教育とのコラボレーションともいえます。卒業していった6年生の作品、ご覧ください。
サッカー・野球・バスケットボール・ラグビーなどのプレイヤー、ダンサー、釣り師、パテシエール、小説家、イラストレーター、保育士、看護師、栄養士、トリマー、獣医、警察犬訓練士、自衛官、医学生etc.
「夢」とは、自己実現に向けて努力する目標…