校長室より

学校集会 校長先生のお話

勉強で、ノートに字を書いたり、写したりするのは、鉛筆が一番いいです。

それは、書いたり写したりしたことが、きちんと指先に伝わり、脳に伝わり、勉強が分かるようになるからです。

指先は第二の脳とも言われています。

ところが、シャープペンは、力を入れすぎて書くと、すぐに芯がおれてしまいます。これで、集中力が途切れてしまいます。

鉛筆は、簡単に折れないので、集中力は途切れません。

だから、書いたり写したりしたことが、しっかり脳に伝えられるのです。

また、鉛筆を削ることも大切です。

一流のスポーツ選手は、道具を大切にします。

勉強のできる子は、勉強の前に、鉛筆をきちんと削ります。

道具を大切にします。これから勉強するぞという心構えができます。

だから、授業が始まる前に鉛筆を削っておくことは大切です。

ただし、シャープペンは、細かい細い字や線を書くのに便利です。

新聞を作ったり、絵をかいたりと、見やすくするのにいいのです。

つまり、字を書くと言っても、目的が違うのです。

勉強には、鉛筆がいいです。

授業が始まる前に鉛筆を削って、チャイムが鳴る前に席についていましょう。

お話、終わります。