先日、6年生が「戦争の話をきいて考えよう」で、講師に花澤さんをお迎えして戦争当時のお話を聞きました。その感想文を紹介します。
{生徒感想}
私は、今日の戦争時代の話を聞いて、戦争は二度としてはいけないものだと思いました。でも平和になるのには過去の戦争も知る必要があるんじゃないかと考えました。食べ物は、イモやうどん、着るものもいいものがなかったり、勉強もしたくてもできない、つらい生活が一年も続いたなんてびっくりしました。そんなつらい生活をおばあちゃんは話してくれて、とても貴重な体験でありがたいと思いました。話してくれている中で、情報がラジオしかなかった、防空壕をつくる手伝いをしたなどを聞いたとき、苦労が伝わってきて、今はとても幸せだと思いました。
{生徒感想}「幸せってなんだろう」
幸せとは、お母さんやお父さんに何でも買ってもらったり、何でもわがままをきいてもらえるのが幸せだと思っていました。でもそうじゃないことに気づきました。少し前に、花澤さんの話を聞くと昭和16年に戦争は始まり、このときの小学生はろくにおしゃれもできなかったようです。髪の毛を海水で洗ったり、ごはんもお腹いっぱい食べることも、ほしい物をかってもらうこともできなかったそうです。でも私は、おしゃれもできるし、髪の毛を洗うことも、ごはんやお菓子をお腹いっぱい食べることも、ほしい物を買うこともできます。昔に比べると今は、とても幸せということがわかりました。今まで、お父さんやお母さんに「これ買って・・」など甘えることが多かったです。たとえばケータイでもこの話を聞いた後は、「どうして幸せなのに、もっと幸せを願うんだろう」と不思議になりました。話を聞いた後は、食べ物もいつも残していましたが、がんばって食べています。