本日、初任者の佐藤先生が理科の研究授業を行いました。「物の体積と力」の単元で、空気てっぽうで玉を飛ばす授業でした。最初に先生がてっぽうで玉を飛ばしました。大きな音とともに玉が勢いよく飛んでいきました。子どもの目はもうぎんぎんに輝いていました。てっぽうと、ティッシュ2枚をもらい夢中で飛ばそうとしますが、うまく飛びません。「玉を水に濡らすといいんじゃないか?」「玉は1個じゃなくて・・?」「もっと強く押せばいいのかな?」と子どもたちのつぶやきは増すばかり。なかなか先生はヒントを出しません。初めてのヒントが出ました。「ティッシュ2枚渡しました。玉を2個使います。」グループで作戦タイムも取りました。するとポンという音を立てて、玉が勢いよく飛んだ班がありました。説明をしてもらい、次々に玉が飛ぶようになりました。今日の目標は「班全員が壁まで玉を飛ばす。」でした。達成できた班が半分ありました。授業後、スーパーバイザーの愛知教育大学吉田教授にも研究協議に参加していただき、指導講評をいただきました。夏休みから準備してきた授業でしたが、子どもが夢中になって何度も何度もチャレンジする、素晴らしい授業でした。