北海道幌加内町の「天使のささやきを聴く会」が1994(平成6)年に制定。天使のささやきとは、空気中の水蒸気が凍ってできるダイヤモンドダストのことです。
1978(昭和53)年、幌加内町母子里の北大演習林で氷点下41.2℃という最低気温が記録されました。しかし、気象庁の公式記録の対象から外れていたため、1902(明治35)年1月25日に旭川市で記録された氷点下41.0℃が公式の日本最低気温となっています。これをプラスイメージに変えようと、町内の若者グループが中心となり、この日ダイヤモンドダストの観察等厳冬の一夜を体験する「天使のささやきを聴く集い」を1987(昭和62)年から開催しています。氷点下40℃の世界なんて想像するだけで・・・・。