1893(明治26)年、三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が、初めて真珠の養殖に成功しました。夫妻は家財を売り払っても真珠養殖を続け、始めてから3年目にやっと半円形ながら5粒の養殖真珠が収穫されました。円形の真珠は、それから13年後の1906(明治39)年に完成しました。生産のきびしい戦時中は王室の宝飾品の修繕で技術を維持し、今では世界のミキモトになっています。
1893(明治26)年、三重県鳥羽町の御木本幸吉夫妻が、初めて真珠の養殖に成功しました。夫妻は家財を売り払っても真珠養殖を続け、始めてから3年目にやっと半円形ながら5粒の養殖真珠が収穫されました。円形の真珠は、それから13年後の1906(明治39)年に完成しました。生産のきびしい戦時中は王室の宝飾品の修繕で技術を維持し、今では世界のミキモトになっています。