メンデルはオーストリアの植物学者であり、遺伝の法則を発見した遺伝学者でもあります。遺伝というのは、親から子へ顔つきなどが受け継がれることを言います。
メンデルは、1822年の今日、オーストリアの農家に生まれましたが、カトリックの僧侶になりました。僧侶になってからウイーン大学に入り、植物学などを勉強しました。修道院の庭でえんどう豆を育てながら、かけ合わせの実験をして、次にできる種の形や子葉の色などから、遺伝には決まりがあることを発見しました。残念ながら、彼が生きているうちには、これらの決まりは認められませんでした。その後3人の研究者によって遺伝の法則が見つけられましたが、これはメンデルが半世紀前に発見していたことがわかり、やっと認められました。
夏休みの自由研究で、詳しく調べてみてはどうでしょうか?