3年生

「命と心の講演会」感想

「命と心の講演会」の後、感想を書きました。

3年生の感想の一部を紹介します。

「命と心の講演会」の感想①

      「天使」というお母さんが子供について書いた作文を聴いたとき、涙が出てきました。

「長い時間圧迫され続けて、眼球が飛び出している状態で、お母さんに抱いてと言っているように見えた」と聴いた時、“どうしてこんなにも必死で生きようとしている子が死ななくてはいけないのだろう”と思いました。その時、私は家族の絆というものを知ることができました。

      「食べ物の配給」についての話がとても感動しました。そこにいる人数分の食べ物がないのに、私より小さい子供が、どんなに怖い大人の人にも「これを分けて食べてくださいね」と言ってたんだよと聞いて、そんな小さな子供でも、パニック状態になっている大人に冷静に言うことができるすばらしさに感動しました。

・  中学生たちの行動の話が心に残りました。どんな事でも、考えて行動し、ピンチを切り抜けていき、学校に避難してきた子供や老人、女性を守ろうとしていた事に、とても感動しました。

       阪神大震災にあってしまった私達と同じ中学生が一生懸命がんばったのを聞いて、今の私たちの生活態度が申し訳なく思えました。ボランティアをするにあたって、人が喜んでくれると、自分もうれしくなることは私もよく知っていますが、特にこういった現場で、つらい思いをして人を助けた時の「ありがとう」は本当に心が安らぐと思いました。

       ヤクザの人とかも避難所に来たという話とか、パン屋さんの話とか、トイレの話とか、その話の裏側には、まだいろいろな気持ちがあったと感じました。窮地に立たされた人間の強さや弱さ、悲しさを考えざるを得なかったです。講師の先生は「あなたたちにもできる」と言っていましたが、みんなができるとは思えない部分もありました。そういう時に、人間の性という本性が表れてくると思いました。

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