今回も3年生の感想を紹介します。
「命と心の講演会」の感想③
・ 偏見と戦った小中学生のことが心に残りました。外国人に対する
態度を改めてもらうために、子供が立ち上がり、学校の衛生問題に
も団結して取り組んだこと等が、人と人との「絆」を結んだんだと
思う。
・ 1995年1月17日午前5時46分に起こった阪神淡路大震災のこ
とを、こんなに深く聞いたのは初めてでした。だいたいは知ってい
ましたが、学校に人が集まって、ご飯をどうしているのか等は知り
ませんでした。その学校に集まっている人は、みんなお腹が減って
いて、ご飯を配るのは大変そうでした。小学校1年生と6年生の女
の子が、おばあさんに「私は3日間何も食べていないから、そのお
弁当を1つください」と言われた時に、ちゃんと事情を説明したの
がスゴイと思いました。
・ A君やB君、K子ちゃんの話は、どれもすごいと思いました。特
にK子ちゃんは、話せないおばあちゃんに付きっきりでお世話をし
て、最後に「ありがとう」と言ってもらって、ものすごく良かった
と思いました。また、火の怖さも改めて思いました。消防車の水が
出ないなんて思いもしなかったです。目の前で友達を亡くした話は
ショックでした。親が子供のために、自分の事よりも先に助けよう
とする姿勢に感動しました。私も、そんな親になれたらいいと思い
ました。
・ 絆って本当に大切だと実感しました。弁当の話、同じクラスメ
イトが目の前で死んでしまった話、体の動かないおばあさんを必
死で守った女の子の話を聴いて、涙が出てきました。自分だった
ら、どうするんだろうと考えさせられました。
・ 近藤さんが何回もおっしゃった言葉「その人は普通の生徒、君
たちと同じ」というのが、すごく心に残りました。もし、私がそ
うなったら、その子たちと同じような事ができるか・・・。同じ
中学生でも、本当にすごいなと思いました。今日聴いた話を家族
のみんなに話そうと思います。家族みんなで話し合い、地震に備
えたいと思います。