2年生

「命と心」について考える

2年生は、2学期後半の総合的な学習の時間で「命と心」について学びました。「命と心の講演会」をまとめとして、最後の感想を書きました。

命と心の講演会の感想 2年生 

     私が話を聞いてすごいと思ったのは、中学生の人たちが、自ら

 地域の人の世話をしていたことです。怖い人たちに弁当をとられ

 そうになっても、絶対渡さなかったのはすごいと思いました。

     講演会の中で何度か、「聞いてくれるか?」と言った所が、何

 となくさみしくて、心に残っています。その一言だけで色々なこ

 とを考えさせられました。すごくたくさんの思いがつまっている

 んだろうなと思うと、どうしようもなく、悲しくてやりきれなく

 て、今まで自分が被災者の方々のことを何も知らなかったんだ

 な、こんなに怖いことなのに、私は何も考えてこなかったなと思

 いました。

     本当に苦しかったり、大変だったりした時に、普段、静かな子

 や、やんちゃな子が動く事を聞いて、自分達でもそうなった時に

 は団結できるのかなと思いました。自分も辛いのに、人の事を考

 える気持ちがある事にすごく感心しました。

     私たちと同じくらい年の子の話をたくさん聞いて、私たちに

 も、あんなに勇気のあることができるんだろうかと考えました。

 お年寄りの世話をしたり、仲間を助けようとしたり、かんばった

 ところがとても印象的でした。

     目の前で友達をなくしてしまう怖さ、恐ろしさ・・・どれだけつら

 く悲しいことなのか。考えるだけでも、ぞっとしてしまいます。今

 は気付いていないかもしれない、家族の大切さ、友達の大切さにそ

 ういうときになってから気付いてしまう本当の気持ち。

     私が感動したことは、私と同じ中学生が被害を受けた人々を助け

 励ましていったことです。差別することなく、外国の人も、お年寄

 りも、幼い子も平等に接して、本当にすごいなと思いました。人々

 が皆、嫌がることも、躊躇せず成し遂げて、中学生とはいえない行

 動をしたことに感動しました。

     復興した後でも、その時の苦しみや悲しみを忘れずに、後世に伝

 えていくことはとても大切だと思いました。思い出すと苦しいけれ

 ど、どんな事でも、一人一人が力を合わせれば乗り越えられる事

 を、みんなに知ってほしいです。  

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