3月24日(木)、平成22年度修了式を行いました。
校長先生の話
3月8日に3年生が卒業し、今日は1・2年生だけの修了式です。
こうして皆さんと修了式を迎えると、1年という時間の速さをしみじみ感じます。
この3月11日に、これまで日本では経験したことのない未曾有の「東北関東大震災」が発生しました。今、被災地の一日でも早い復興を目指して、日本国民全員で支援をしていかなければなりません。
旭中学校でもPTAの皆さん、そして今朝までここにいる皆さんから義援金をいただきました。4月初めに日本赤十字を通して被災地に届けます。ありがとうございました。
さて、皆さんは、この1年を振り返ると、どんな1年でどんな成長がありましたか?
勉強でも運動でも、自分の趣味でも、「できるという信念」を持って臨んだことがどれくらいありましたか。
或は、自分が持っている「無限の可能性」に挑戦したものがありましたか。
今、中学生である皆さんは、時間はすべて自分のために使うことができます。
しかし、自らに与えられた時間を、計画的に有効活用して、信念を持って、可能性を試してみない限り、その可能性は無限どころか、非常に低いものと、ならざるを得ません。
今日は「自分に何か信念を持ったことがあったか」
「自分の可能性を試してみたか」
この二つの視点で、1年間を振り返ってみてください。
校庭の桜のつぼみも大きくなってきました。
4月には、皆さんが2年生らしい3年生らしい顔つきになっていることを期待して、お話を終わります。