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非行防止講話~絆プロジェクト旭~

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今年度、本校は、非行防止モデル地区事業として、「絆プロジェクト旭」という活動を行います。これは、愛知県警察署・守山警察署と協力し、校区の少年の非行防止を図り、少年を取り巻く有害な環境を浄化するとともに、明るくかつ安全な校区にするための活動です。

その一つとして、4月21日(木)第1回PTA委員会の中で、保護者対象の非行防止講話が行われました。

講師は、「絆プロジェクト旭」を担当する、愛知県警生活安全部少年課少年育成係の稲葉貴嗣さんと、守山警察署生活安全課少年係長の黒坂徳弘さんです。

稲葉さんからは、最初に尾張旭の現在の犯罪状況の話がありました。尾張旭では、近年、犯罪が増加し、昨年は984件もの被害届が守山署にあったそうです。届出がない場合もあるので、実際はもっと多いかもしれません。特に多いのが空き巣や自転車盗で、自転車盗は若者によるものが多いそうです。昨年は1000台近くが盗まれ、尾張旭は県内で3番目に多く、特に尾張旭駅は10番目に多い場所だったそうです。その原因として、未施錠の自転車が多いこともあり、まずはみんなが施錠することが大切だと話されました。未施錠の自転車があると、ついつい盗んでしまうことがあり、施錠することで盗難を防ぐことができます。非行少年を生まない環境づくりを進めていくことが大切であると話を結ばれました。

黒坂さんは、まず、警察は捕まえることが仕事の中心で、これまで若者を育てる、守るということが十分できなかったので、それを中学校と協力してやっていきたいと話されました。旭中校区でも、14歳未満の犯罪が増えており、家庭の協力を得て、子どもたちを正しい方向へ導きたいそうです。また、尾張旭では、国道302号が開通したことによって犯罪、特に夜間の侵入や車上狙いが増えているそうです。犯罪者は、素早く犯行を行い、素早く逃げることを考えており、交通の便がよくなると、犯罪も増えるようです。ぜひ防犯を心がけてほしいと話されました。

学校では、5月10日(火)に「絆プロジェクト旭 出発式」を行います。この中で、今度は生徒に向けて話をしていただけるそうです。

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