~絆プロジェクト旭出発式 ③ 教育長 激励の言葉~
旭中は教員として初めて赴任した学校であり、自分にとって大切な
学校である。
生徒会や部活動等で一生懸命いろいろなことに取り組んでいること
を知っている。また、先日、下校時にとてもいい笑顔を見た。ちょっとしたことで、周りの人を気持ちよくすることができる。ちょっとした配慮をすることを心がけてほしい。
中学校を卒業して7年たった人が書いた作文を紹介する。
「非行が多い学校だった。自分も先生や地域に迷惑をかけていた。その頃、一人の地域の人に出会った。悪いことをしていた自分にも暖かく相手をしてくれた。そして、迷惑をかけたことを謝ると、『迷惑じゃないよ。頼ってくれて、うれしいよ』と言ってくれた。こんな大人になりたいと思った。あの頃、世間からは非難されていたが、7年たって振り返ると熱い青春だったと思う。今思えば、淋しかったと思う。悪いことをしても、かまってほしかった。非行はよくないことである。子どもの力の矛先が自分の夢に向かえばすばらしい。やりたいことをやらせ、よくできたらほめる。地域の人に感謝している。」
皆さんも、いろいろな人に頼ってください。そこに絆が生まれる。一緒にすばらしい旭中にしていきましょう。