6月10日(金)に行った「命と心の講演会」の感想を紹介します。
2年「命と心の講演会」感想①
・ 今回の講演は1年のころのものよりも自分に共通するところがあったので、とてもためになりました。桂さんは小さい時から苦しいことやつらいことがほとんどだったので、父がいて、仲のよい友達もいる自分がとても幸せなんだと思いました。しかし、桂さんは、そんなことをマイナスに考えず、むしろプラスに考えていたので、さまざまな経験をしている人は、あんなにも強い人になれるんだなと感じました。今の自分はどちらかというと、桂さんの中学時代のように1つのことからどんどんマイナスに考えるような人で、だれかに「将来の夢は?」と聞かれると、「ないです」と答えていたと思います。でも、今日の講演を聞いて、マイナスに考えても、自分にはプラスにならないとわかりました。なので、これからは、なるべく言いたいことは言っていき、何か悪いことが起こるたびに、これは壁で、その壁を乗り越えていけば明るい人生になっていくと信じていこうと思いました。今日のことはおそらくずっと忘れないと思います。
・ 桂さんの話は、コミュニケーションの苦手な僕にとって、とてもよいヒントになりました。人によって言葉のとらえ方が違うというのは、僕もたくさん経験してきたことなので、よくわかりました。人と接していないと言葉のとらえ方の違いが分からず、どんどんどんどん人に関することが苦手になっていきます。しかし、今回の話を聞いて、人とうまく話すコツも聞くことができ、ためになる講演でした。これらから分かったことがあります。「人と言葉はつながっている」です。この言葉を大切にしていきたいです。
・ 桂さんは朝3時に家を出て、9時ぐらいにこっちに来てもらって、すぐにあんなにしゃべっていたのに、聞いていない人がいて残念。桂さんは人生でいろいろな苦労があって、やっと落語家になって、僕たちにこういう話をするのはすごい。僕だったら、「明日からお前と遊ばない」とか言われたら、きっと「あっそうなんだ」ぐらいの気持ちだと思うけど、桂さんはみんなに色々言われてきても、自分を信じて、ここまで来られたんだと思う。しかも、自分の不幸をみんなの前で言うなんてすごい。
・ 桂さんってすごいと思いました。父親がお母さんをなぐっていたりしてたのに、父親を“にくんでる”とかじゃなくて、“私のために”とか、そういう言い方をしてて、そこがすごいと思いました。桂さんの家のように、子どもは悪くないのに大人の事情でみんなからさけられたりするのって今でも多いと思い、そんな人を私はさけないで、私はせめて味方になりたいと思いました。それと、相手に何気なく言った一言が、その人の人生を変えてしまうことがあるって事も改めてわかりました。2つの引き出しのうちの言われて嬉しい方の引き出しに入るような一言を言える人になりたいし、わざと嫌なことを言ったり、わかってて言ったりする人には絶対になりたくないし、相手を思って行動とかできる人になりたいと今日改めて思いました。